児童が作製した、コロナ予防を啓発するイラストを紹介する関係者=珠洲市上戸公民館

デマ防止「コロナせいばい」 親子で啓発イラスト 珠洲・上戸小

2020/05/23 01:41

 珠洲市上戸小の全児童24人が22日までに、新型コロナウイルス感染予防を呼び掛けるイラストを作製した。外出自粛が長かった児童に、親子で有意義な時間を過ごしてもらおうと、医療従事者への応援や不安をあおるデマ拡散防止をテーマにキャラクターを描いてもらい、「コロナせいばい」といった啓発メッセージを添えた。町内に掲示し、住民らにも同じ意識を高めてもらう。

 

 上戸公民館と上戸青年福祉員会が5月1~17日の休校期間中、自宅にいる時間が増えた児童に規則正しい生活を送ってもらうとともに、親子団らんで感染予防の大切さや正しい情報に理解を深めてもらうため企画した。

 

 イラストは▽感染防止の最前線に立つ医療従事者らを応援▽うわさ話を拡散し、不安をあおる行動を慎む▽感染者や家族への差別や偏見をやめる-の各テーマに沿い、児童が保護者の協力を得ながら思い思いにキャラクターを描き上げた。

 

 医療従事者を戦士に見立て、ウイルスを駆除する様子を描いた作品や、マスクや消毒液などの買い占めによるデマ拡散防止を呼び掛ける感性豊かな作品がそろった。ポスターには「コロナをのりきろう」「ソノデマホント」などの啓発メッセージも記した。

 

 地区の掲示板や商店に掲示し、ポスターを見て回り、書かれているメッセージを三つ以上記したはがきを公民館に送れば、抽選で景品が当たるイベントも実施する。上戸公民館の天満信一館長(65)は「休校中に親子で親睦を深める良い機会になったと思う。住民には児童の絵を気晴らしを兼ねて見てもらい、前向きに過ごすきっかけにしてほしい」と話した。