夢の大切さを説く2人組ユニット、竹与井かこさんの動画

働く大人「先生に」 金大附属小教員がネット授業企画

2020/05/21 01:48

 金大附属小の教員らが、異業種で働く社会人を講師に迎えたインターネット授業を始めた。県出身の絵本作家や映画監督、スポーツ選手らが「先生」として動画に出演し、子どもたちに夢をテーマにした「宿題」を課しながら人生を語る。子どもたちは、ネット上で「先生」が出す宿題に応じ、双方向でやりとりする。石川を中心に全国の子どもへ発信し、学校では触れにくい授業を届ける。

 

 メンバーは中川佑紀教諭(図工)、森田健太郎教諭(理科)、岡本光司教諭(算数)と、体験型事業の企画運営などを手掛ける会社「こはく」の山田滋彦さんの4人。プロジェクト名は、教師に「ネオ(新しい)」を加えた「ネオティーチャーズ」とした。

 

 19日に投稿を開始し、20日までに市在住の2人組ユニットの絵本作家竹与井(たけよい)かこさんや映画監督のイリエナナコさんら6人が、自身の仕事内容や夢を持つ大切さを伝えた。ホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」から閲覧できる。

 

 竹与井かこさんの動画では、4コマ漫画の制作を、視聴する児童に宿題として課す内容を盛り込んだ2本が公開された。竹与井かこさんは「好きなことをするってすごく大切」と力説している。イリエさんは、身近なもので「芸術的な写真」を撮るという宿題を出した。

 

 子どもたちが課せられた宿題は、写真共有アプリ「インスタグラム」を用い、「ネオティーチャーズ」宛てに投稿すると、「先生」が返信する仕組み。

 

 今後は、ツエーゲン金沢や石川ミリオンスターズの選手や、七尾市出身のパティシエ辻口博啓さんら約20人を「先生」に招いて指導する予定という。

 

 金大附属小では、現在のインターネット授業と並行して、希望する児童が「ネオティーチャーズ」による「宿題」に取り組む。発起人の中川教諭は「子どもの未来をワクワクさせる仕事をしたい」と話した。