サイトを活用し、生徒の学習支援に取り組む教員=輪島市東陽中

輪島の3中 HPに共同出題 生徒の自宅学習支援

2020/04/26 01:38

 輪島市内の3中学校が、新型コロナウイルス感染防止のため休校中の生徒をサポートしようと、ホームページ(HP)での学習支援に乗りだした。3校の教員がそれぞれ作った問題を各校のHPに同時に掲載し、生徒に解いてもらう取り組み。大型連休中も外出自粛で自宅にいる時間が増えるとみられ、「オール輪島」で非常事態を乗り越え、生徒の学びの力を養う。

 

 HPに問題の掲載を始めたのは、輪島中、東陽中、門前中の3校。数学や社会など各教科の問題と答えを載せた。

 

 臨時休校中は各校とも生徒に課題を出しており、教員が手作りした教材を互いに活用しようと、3校が話し合って決めた。問題を共有することで、教科担当の教員が少ない小規模な中学校では、教員の負担軽減にもつながるという。

 

 23日の登校日では、各校の教員が生徒にHPの取り組みを紹介し、自宅学習での活用を呼び掛けた。

 

 各校とも生徒の自宅学習を支援する独自の取り組みも進んでいる。門前中は教員による学習動画をインターネットで配信。輪島中はHPの学年通信などで、自宅での勉強法の指導を行っている。東陽中はHPで各教科の担当教員が学習を支援する教材の掲載を始めた。

 

 輪島市校長会副会長の水越千博東陽中校長は「各校の良い教材を取り入れ、効率よく学習の場を共有したい。子どもが意欲を持って学べるように3校が手を携えて難局を乗り越えたい」と話した。