選手「一願」コロナ阻止 県内7チーム、協力動画

2020/04/25 01:34

 石川県を本拠地とする七つのトップスポーツチームの選手が協力し、新型コロナウイルスの感染予防の啓発動画を配信する。各チームとも活動が大きな制約を受け、選手自身も悩みの深いシーズンを送っているが、「プレーする姿を見せることができなくとも、自分たちで今できる社会貢献に取り組もう」と一致した。

 

 「困難を一丸で乗り越えよう」との願いを込めた動画のタイトルは「一願(いちがん)」。ツエーゲン金沢(サッカーJ2)、石川ミリオンスターズ(プロ野球独立リーグ)、金沢武士団(サムライズ)(バスケットボールB3)、北國銀行ハニービー(ハンドボール女子)、PFUブルーキャッツ(バレーボールV1)、金沢学院クラブ(バドミントンS/Jリーグ)、ヴィンセドール白山(フットサルF2)の選手が出演した。いずれも地元トップチームで構成する「石川ユナイテッド」のメンバーとなる。

 

 「こまめな手洗い」「せきエチケット」「利き手であちこち触らない」「手で目、鼻、口を触らない」など、感染予防につながる心掛けを紹介する内容で、コロナ禍克服の願いを込めている。各チーム、クラブのホームページなどで公開を予定する。

 

 各チームとも、シーズン開幕が延期され、全体練習ができないなど、苦境に立たされている。プロチームにとっては興行できないことが、経営上の大きな重しとなっている。

 

 各チームとクラブの調整役を務めた金沢武士団アソシエイトコーチの福島徹之さんによると、「ファンやサポーターに会いに行けない代わりにできることはないか」と、話が進んだ。福島さんは「少しでも地域貢献をしたいという思いは皆同じ。一日も早く、本来の活動を再開したい」と話した。