規模を縮小して行われた神事=石川護国神社

戦没者慰霊 参拝まばら 石川護国神社が春季例大祭

2020/04/20 01:35

 石川護国神社で19日、春季例大祭が営まれ、神職が戦没者を慰めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小し、静けさの中での神事となった。

 

 神社によると例大祭の規模縮小は、1870(明治3)年に前身である招魂社が造営されて以来、初めて。神事に先立ち舞を奉納する「神賑(かみにぎわい)行事」は中止され、来賓の出席も取りやめた。遺族に参列の自粛を求めたため、例年約500人が参列する境内は、10人ほどがまばらに参拝するのみとなった。

 

 高井良直宮司が祝詞(のりと)を奏上し、玉串をささげた後、「厳しい状況を迎えているが、より早い終息と、住みよい日本に戻ることを神々に祈念する」とあいさつした。

 

 神社では戊辰(ぼしん)戦争から太平洋戦争までの県出身戦没者4万4832柱をまつる。今年創立150周年を迎え、秋には記念式典が予定されている。