百万石まつり、初の中止 実行委が決定

2020/04/14 02:10

 金沢百万石まつり実行委員会は13日、6月5~7日に開催する予定だった「第69回金沢百万石まつり」の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、石川県内外から訪れる大勢の見物人や出演者の安全を確保するのは極めて困難と判断した。同まつりが中止となるのは初めて。

 

 感染リスクを考慮して実行委は開催せず、正副実行委員長の協議で中止を決めた。同まつり実行委員長を務める金沢市の村山卓副市長は「大変残念だが、第70回の記念開催となる来年度のまつりを盛大に開催できるよう検討を深めていきたい」と話した。

 

 金沢百万石まつりは1952(昭和27)年、金沢市と金沢商工会議所が中心となって開催した「商工まつり」としてスタートした。中止に伴い、メイン行事の「百万石行列」に参加する前田利常役と珠姫役、ミス百万石の選考も取りやめた。今年の行列では、加賀藩祖前田利家公役を俳優陣内孝則さん、お松の方役をタレント壇蜜さんが務める予定だった。

 

 実行委によると、子ども提灯太鼓行列など特別協賛行事については主催者に中止を要請する。