JDIに8億円返還請求 石川県、白山工場の補助金

2020/04/01 01:35

 石川県は31日、経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)に対し、白山工場(白山市)の開設に伴って交付した補助金計8億円の返還を請求した。白山工場は昨年7月から稼働を停止しており、補助金交付から5年以内に事業を廃止、休止した場合は返還を請求できるとする県の交付要綱に基づき判断した。

 

 県によると、2016年12月に操業を開始した白山工場には、17年4月と18年4月の2回に分けて雇用拡大関連企業立地促進補助金が計2億円、創造的産業等立地促進補助金が計6億円交付されている。

 

 白山工場の生産停止を受け、JDI側も補助金返還の方針を示しており、県は5月末までの支払いを求めている。同社の広報担当者は「コメントは差し控えたい」とした。県の担当者は「白山工場がどんな形であれ早く再稼働して、早期に雇用が生まれることを期待したい」と述べた。