東金沢駅に飾る黒板アートの制作に励む美術部員=桜丘高

卒業祝う黒板アート 桜丘高美術部 東金沢駅に3月3日から

2020/02/23 02:20

 桜丘高美術部は、同校の卒業式が行われる3月3日、3年生の門出を祝おうとIRいしかわ鉄道東金沢駅に黒板アートの作品を飾る。同駅は最寄り駅で多くの生徒が利用していることから、IR側が黒板を用意して制作を呼び掛けた。部員がさまざまな色のチョークを塗り重ねて制作を進めており、先輩たちに感謝の気持ちとエールを届ける。

 

 作品を手掛けているのは、美術部の2年生3人で、縦約90センチ、横約180センチの黒板がキャンバスだ。

 

 「卒業」がテーマで、卒業証書を手に凜々(りり)しい表情で「未来」を見つめる男子生徒と、充実感に満ちた笑顔で「思い出」を振り返る女子生徒の姿を描いた。多彩な色を油絵風のタッチで塗り重ねて色合いにこだわった。

 

 市は2008年から、閉校した小学校の黒板にチョークで描いた絵を金沢駅もてなしドーム地下広場に展示する「みんなの思い出黒板アート事業」を実施している。桜丘高の生徒もこれまで携わっており、今回はIRの計らいで金沢駅の隣駅にも活動の場が広がった。

 

 副部長の中野寧々さん(2年)は「作品を見てもらい、高校の思い出を胸に新しい環境でも頑張ってほしい」と話した。3月3日から13日まで展示する。

 

 IR東金沢、森本、津幡の各駅では3月3日、駅職員が沿線の高校の卒業生に県産フリージア「エアリーフローラ」を計約500本贈る。エアリーフローラは「旅立ちを祝う花」がキャッチフレーズとなっている。