「姉妹しょうゆ」を企画した大聖寺実高の3年生と井村商店の担当者=加賀市三木町の同商店

大正ロマンの姉妹しょうゆ 大聖寺実高と地元店がタッグ

2020/01/30 01:53

 大聖寺実高の3年生5人は地元のしょうゆ店「井村商店」(加賀市三木町)とタッグを組み、29日までにしょうゆ2種を完成させた。商品を手に取る人を増やそうと、ラベルには大正ロマンをテーマにした姉妹のキャラクターを採用。イメージに合わせて作った「ワイン」と「薫製」の風味を用意し、「姉妹しょうゆ」と名付けて2月に市内で開催されるイベントで販売する。

 

 情報ビジネス科の石山莉帆さん、吉田(よした)百華さん、酒井あぐりさん、藤川紅葉(くれは)さん、東杏樹さんが商品開発の授業でしょうゆに着目し、井村商店に協力を呼び掛けた。

 

 商品テーマは、日本らしさに新しい要素を取り入れるという思いを込めて「大正ロマン」に設定。同校OGでイラストレーターの北市木の実さん(25)に依頼して着物姿でモダンな雰囲気の姉妹キャラクターを考案してもらい、クールな見た目の姉「紫花(あいか)」と柔らかな印象の妹「薫子(かおるこ)」が出来上がった。

 

 生徒は姉妹のイメージを表現するために井村商店と相談を重ね、紫花はきりっとしたワイン風味、薫子はふんわりとした薫製風味を選択した。それぞれのイラストが描かれた新商品は100ミリリットル入りで、1本500円(税込)で販売する。

 

 リーダーの吉田さんは「イラストのイメージにぴったりで、大正ロマンらしいおしゃれな商品になった。土産品として楽しんでほしい」と話した。

 

 生徒と開発に取り組んだ井村商店の井村理恵さん(34)は「ワインや薫製は初めての挑戦。高校生の柔軟なアイデアで、今までにない新しい商品に仕上がった」と手応えを語った。

 

 姉妹しょうゆは、2月29日と3月1日にアビオシティ加賀(加賀市)で開かれる「#なにかがマーケット」(北國新聞社後援)で売り出す。同2日以降は大聖寺実高や井村商店、市内のイベントなどで継続的に販売する。