聖火リレー公募走者42人決定 石川県実行委が発表

2019/12/17 02:04

 来年6月1、2日に石川県内全19市町を巡る東京五輪の聖火リレーで、県実行委員会は16日、公募ランナー42人を発表した。民間枠などを合わせ、県内を駆ける聖火ランナーは171人で、五輪出場の経験を持つオリンピアン4人も名を連ねた。このほかに将来の五輪を目指す子ども9人をグループランナーに指定し、金沢市の最終走者と一緒にリレーを盛り上げる。

 

 県実行委の公募ランナーは地域バランスに配慮し、各市町から2人以上が選ばれた。男性22人、女性20人で、障害のある人は8人が選定された。

 

 オリンピアンは走行する順に、2008年北京、12年ロンドン五輪の飛び込みに出場した中川真依さん(32)=小松市、1988年ソウル五輪飛び込みの浅田雅子さん(48)=能美市、2018年平昌五輪スケルトンの小口貴子さん(35)=輪島市出身、埼玉県川口市、1984年ロサンゼルス五輪陸上の大森重宜(しげのり)さん(59)=七尾市=が選ばれた。

 

 最年少は12歳で、濱森勇成君=加賀市、佐竹弘晃君=小松市、水澗(みずま)雄吾君=志賀町=の3人。最年長は82歳の小森正幸さん=穴水町=が走る。年代別では、10代11人、20代2人、30代3人、40代6人、50代8人、60代4人、70代7人、80代1人となった。

 

 県実行委の公募枠42人に1963人が応募し、倍率は46・7倍だった。応募者のうち、五輪選手を目標とする児童生徒や優秀な成績を収めた子ども9人は、42人とは別にグループランナーとして起用された。金沢の最終区間を公募ランナーと共にトーチを渡し合い、金沢城公園三の丸広場にゴールする。

 

 同広場では9人の子どもランナーと県ゆかりのオリンピアンが交流し、「希望のバトンをつなぐ」をテーマとした演出を繰り広げる。

 

 県内ではこのほか、民間スポンサー4社が選ぶ127人、県ゆかりの著名人ランナー2人がリレー走者を担う。著名人ランナーは後日発表される。

 

 各市町のスタートとゴールの時間は来年1月以降に、ランナーの走る順番とトーチをつなぐ場所はリレーの2~3週間前にそれぞれ公表される。

 

 谷本正憲知事は16日の会見で「県代表という誇りを胸にしっかりとトーチをつなぎ、県民に夢と希望を与えてほしい」と期した。

 

 初日は加賀市役所を出発した後、小松、能美、川北、白山、野々市、内灘、かほく、津幡の各市町を順に回り、金沢市の金沢城公園三の丸広場に到着する。2日目は輪島から能登、穴水、珠洲、志賀、羽咋、宝達志水、中能登の各市町を巡り、七尾市の和倉温泉湯(ゆ)っ足(た)りパークがゴール地点となる。