ライチョウ、富山から搬入 いしかわ動物園、初の繁殖試み

2019/03/26 02:05

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の雄1羽が25日、富山市ファミリーパークからいしかわ動物園(能美市)へ移送された。昨年12月に上野動物園(東京)から迎え入れた雌とつがいにし、初めて繁殖を試みる。いしかわ動物園で飼育するライチョウは計5羽となった。

 

 今回移送されたライチョウは、2016年に北アルプスの乗鞍岳で採取された卵から生まれた個体で、体長約35センチ、体重約600グラム。ケージに収められ、車で約1時間半かけていしかわ動物園に運ばれた。飼育施設の「ライチョウの峰」で小松菜を食べるなど元気な姿を見せている。

 

 つがいは非公開とし、別々のケージで環境に慣れさせた後、同居させて繁殖行動を促す。順調なら5月中下旬に産卵し、6月中下旬にもふ化が見込まれる。