小松市が土地区画整理を進める「安宅新地区」=同市安宅新町

小松空港西側で土地造成 「安宅新地区」 市、32万平方メートル区画整理

2019/02/21 01:39

 小松市は小松空港西側の隣接地「安宅新地区」の土地造成に乗り出す。防衛省が管轄する国有地や民有地が点在する約32万4千平方メートルの土地区画整理を進め、有効活用を探る。航空貨物の物流基盤や大型コンベンション機能への整備を想定しており、空港の機能強化につなげる。2022年度末の完成を目指す。

 

 20日、市議会に内示された市の新年度当初予算案に安宅新地区土地区画整理費1億円が計上された。地区内の建物補償に関する事前調査や道路の実施設計、県の事業認可に必要な書類の作成に取り組む。2020年度にも造成工事に着手したい考えである。

 

 市によると、安宅新地区は民家や畑、駐車場が広がり、地区内の土地は国有地と民有地がほぼ半分ずつという。地権者は約170人で、大半が土地区画整理に理解を示している。

 

 安宅新地区は北陸自動車道安宅スマートインターチェンジに近く、造成地の活用法は今後、検討を進める。2023年の北陸新幹線敦賀延伸を見据え、造成地を会場とした「産業観光エキスポ」(仮称)の開催も視野に入れる。

 

 敦賀延伸に向けては、南加賀ターミナル整備として小松駅プロムナード実施設計費1800万円を盛り込んだ。新幹線駅舎の整備に合わせ、高架下の活用に関する実施設計を進める。