北陸新幹線停電、原因はフクロウ

2019/02/19 01:50

 17日夜に北陸新幹線で発生した停電は、フクロウが架線に衝突したことが原因と18日、分かった。昨年6月に富山―新高岡駅間でもカラスの接触で停電が起きており、野鳥対策が課題となっている。

 

 JR西日本金沢支社によると、黒部宇奈月温泉駅付近の枕野トンネル内の架線に、焼け焦げたフクロウの死骸が引っ掛かっているのが見つかった。

 

 架線は列車に電力を供給するために張られた電線。金沢支社は、過去に鳥の接触があった架線付近の柱に鳥よけの薬剤を塗ったり、とげの付いたワイヤを巻いたりしている。同支社は今回の区間にも同様の対策を検討する。

 

 JR西によると、架線は広大な範囲にわたり、鳥が接触する箇所を予測するのは非常に難しく、根本的な対策はないのが現状。担当者は「目視による巡回を地道にやるしかない」と頭を抱える。

 

 停電は17日午後7時25分ごろに発生。走行中の東京発金沢行き「かがやき513号」が緊急停止した。電源を入れ直したところ回復し、22分後に運転を再開した。上下線5本に最大34分の遅れが生じ、約2100人に影響した。