石川県水産総合センター美川事業所が今季初確認したサケの雄(上)と雌=白山市湊町

サケようやく「里帰り」 美川事業所、遡上を初確認

2018/10/24 01:51

 石川県水産総合センター美川事業所(白山市)は23日、同市湊町の手取川支流熊田川と同事業所を結ぶ導水路で、今季初めて遡上(そじょう)したサケを捕獲した。雄5匹、雌4匹の計9匹で、職員は「里帰り」した姿に目を細めた。

 

 捕獲されたサケは雄が2014~16年に放流した3~5歳魚、雌が15年放流の4歳魚で、遡上時期は平年よりやや遅いという。体長、体重は雄が最大73センチ、3・5キロ、雌が同69センチ、3キロだった。遡上は11月上旬にピークを迎える。

 

 湊町の手取川両岸では18日から、サケ釣りを一般開放する「手取川サーモンフィッシング(サケ有効利用調査)」が始まっており、美川事業所より河口側ですでに遡上したサケが捕獲されている。同事業所は12月上旬までに約4千匹を捕まえて採卵、ふ化させ、来春に稚魚約350万匹を放流する。