石川県内の調査地点として18年ぶりに1平方メートル当たり100万円台に乗った金沢市本町2丁目

金沢駅前100万円に上昇 基準地価、県内18年ぶり大台

2018/09/19 01:50

 国土交通省は18日、今年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)を発表した。石川県内の最高価格は金沢市本町2丁目の商業地で、1平方メートル当たり100万円となった。県内の調査地点が100万円台に乗るのは2000年以来18年ぶりとなる。開業4年目となった北陸新幹線効果が定着し、金沢駅周辺や金沢市中心部で土地取引が活発になっている。

 

 最高価格地点の金沢市本町2丁目はガーデンホテル金沢の周辺で、11年連続のトップとなった。上昇率は前年の12・2%から8・7%となったが、金額は1平方メートル当たり8万円の上昇となり、依然として高い伸びを示した。

 

 最も上昇率が高かったのは通称50メートル道路沿いの同市駅西本町1丁目の商業地で、前年から15・6%上昇して37万円だった。前年に県内首位の20・4%だった同市東山1丁目は15・4%の伸びとなった。伸び率が10%を超えたのはすべて金沢市内の商業地で、前年の9カ所から6カ所に減った。

 

 金沢市内では、金沢駅から香林坊・片町に至る都心軸が地価の上昇をけん引してきた。香林坊2丁目は5・4%上昇となり、価格は商業地と住宅地などを合わせた「全用途」で2位の77万5千円、南町は8・2%上昇し、価格が46万円となった。

 

 今回の調査では、彦三町2丁目、大手町、尾張町1丁目など、都心軸の幹線道路の周辺でも上昇率を拡大した地点が目立った。

 

 地価調査石川分科会代表幹事の武田昭男不動産鑑定士は「全国的に金沢は先行して地価が上昇してきた。投資対象として魅力的な地域の一つであり、上昇基調は変わっていない」と分析した。