地元消防団員に担がれて石段を駆け上がるみこし=23日午後時42分、あわら市の吉崎別院

蓮如御影道中、吉崎に到着 京都から240キロ踏破

2018/04/24 01:50

 蓮如上人の絵像「御影(ごえい)」を京都の東本願寺から歩いて運ぶ真宗大谷派の蓮如御影道中が23日、あわら市の吉崎別院に到着した。沿道の民家前では11年ぶりに灯籠が設置され、薄明かりが照らす中、県内外から訪れた門信徒が一心に手を合わせて御影を迎え入れた。

 

 一行は17日に京都を出発し、約240キロに及ぶ道のりを踏破した。石川県内からは、安泉寺(七尾市)の國分大慶(こくぶたいけい)住職(54)が立ち寄り先で法話などを行う「教導(きょうどう)」を務め、御影のお供役「供奉人(ぐぶにん)」を務めた豊富高広さん(56)=野々市市=は「無事に全員でたどり着くことができてよかった」と笑顔で話した。

 

 到着した御影はみこしに乗せられ、地元消防団員によって本堂まで担がれた。京都への「上洛(じょうらく)」は5月2日に始まり、光玄寺(小松市)の佐竹圓修住職(70)が教導、清水教示さん(78)=同市=が供奉人を務める。