負傷者を担いで運ぶ警察官=11日午前2時10分、射水市安吉

JR西が北陸新幹線高架上で訓練 大地震による脱線を想定

2020/09/11 14:03

 JR西日本金沢支社は11日未明、射水市安吉の北陸新幹線高架上で、大規模地震による車両脱線を想定した総合事故対応訓練を行った。金沢支社、射水市消防本部、富山県警などの約100人が乗客の救護活動や情報連絡の手順を確認した。

 

 訓練は、富山県西部を震源とする震度6強の地震が発生し、金沢方面に走行中の「はくたか」が富山―新高岡駅間で脱線、乗客23人全員が負傷した想定で実施された。参加者は新型コロナウイルス感染対策としてマスクを着用し、消毒、検温を行った。

 

 車掌が地震発生を伝え、乗務員と鉄道警察隊員が乗客のけがの状況を確認した。救急隊員は治療優先度を判定するトリアージを行い、重傷者を担架で搬送した。乗客は高さ約11メートルの高架から業務用通路で避難した。

 

 地震を想定した訓練は北陸新幹線開業後、今回で6回目となる。JR西日本金沢支社の上坂敏美安全推進室長は「警察、消防と課題を洗い出し、今後につなげていきたい」と話した。