船内から運び出されたスルメイカ=3日午前8時55分、能登町小木港

スルメイカ100トン水揚げ 小木港「最低」昨年の倍近く

2020/08/03 14:20

 日本海で操業していた石川県漁協所属の中型イカ釣り船1隻の水揚げ作業が3日、能登町小木港で行われ、スルメイカ約100トンが船から運び出された。県漁協小木支所によると、魚体は大きめで、この時期の水揚げ量としては過去最低の漁獲だった昨年の倍近くあったという。

 

 水揚げしたのは第68日章丸で、6月8日に出港し、舳倉(へぐら)島沖や北海道沖、大和(やまと)堆(たい)周辺などで操業していた。一時帰港は今季初めて。港では船内で冷凍した「船凍(せんとう)イカ」を詰めたケースが次々と集荷場に運ばれた。

 

 土坂晶一船長(69)は「昨年より少しだけよい感じがしたが、今年はどこも漁場が続かない」と話した。日本海で違法操業する外国漁船は現在のところ目撃されていないという。

 

 県漁協所属の中型イカ釣り船は8隻が日本海で操業している。ほかの船も今週から順次、小木港で水揚げする予定となっている。