大雨で路肩の土砂が崩れた市道=8日午前10時、金沢市二日市町

石川県内、雨続く 金沢でのり面4カ所崩落

2020/07/08 14:17

 石川県内は8日も雨が降り続いた。JR北陸線の特急サンダーバード、しらさぎは始発から36本が運休、七尾線の特急「能登かがり火」4本、普通20本も運転を取りやめた。午後から運転を再開した。金沢市内では市道ののり面4カ所が崩落。午前10時半時点で県管理の道路8路線が通行止めとなっている。

 

 雨は未明から早朝にかけて強く降り、宝達志水では1時間33・0ミリの激しい雨を観測した。6日の降り始めから8日午前5時までの総雨量は宝達志水182・5ミリ、かほく137・0ミリ、羽咋128・0ミリ、金沢126・5ミリだった。金沢地方気象台は県内に引き続き大雨警報を出して土砂災害に警戒を呼び掛けている。

 

 金沢市二日市町の市道では、路肩下ののり面が幅約15メートル、高さ20メートルにわたって崩れ、ガードレールの支柱がむき出しになった。四(し)王(おう)寺(じ)町、高池町の市道でものり面が崩落した。四十万町では、7日に崩落が見つかった市道ののり面で再び土砂が崩れ、市が被害状況を調査している。

 

 白山市尾添の県道岩間一里野線は、落石や崩壊の恐れがあるため5・5キロの区間で通行止めとなった。七尾市の県道花園藤野線、百海七尾線も通行止めとなっている。

 

 かほく市横山の県道高松津幡線は、のり面から流れた土砂が路面をふさぎ、一時片側交互通行となった。

 

 輪島市門前町小滝の市道では午前7時ごろ、直径1メートルほどの岩が落下し、市が撤去した。けが人はいなかった。

 

 金沢地方気象台によると、9日午前6時までの24時間雨量は県内の多い所で100ミリと予想される。

 

 北陸地方整備局は7、8日、緊急災害対策派遣隊(テックフォース)として応急対策を担う職員3人、排水ポンプ車、照明車各3台を大雨で被害を受けた九州へ追加派遣した。派遣人員は計14人となる。