本格的に営業を開始した近江町ふれあい館=2日午前10時、金沢市の近江町市場

ふれあい館営業開始

2020/04/02 14:14

 金沢市の近江町市場で2日、複合商業施設「近江町ふれあい館」に入る全5店舗がオープンし、本格的に営業を始めた。地元住民や観光客らが訪れ「市民の台所」の新たなにぎわい拠点に期待した。

 

 施設は市場駐車場の老朽化を受け、近江町市場商店街振興組合が整備を進めていた。敷地面積は約2400平方メートル、建物は地上5階建てで、青果店2店と、海産物加工品、日本茶とスイーツなどを販売する3店が入る。1階には多目的広場やキッチンスタジオ、会議室を備え、2~5階と屋上の駐車場には225台を収容できる。

 

 おにぎりなどを販売する「ぶった農産」(野々市市)の佛田(ぶった)和弥専務は、新型コロナウイルスの影響で客足が少ないことについて「今は耐えるしかない。地元の人に味わってもらい、お米を中心とした食文化を発信したい」と話した。

 

 近江町市場に買い物や外食でよく訪れるという金沢市内の男性(73)は「ゆったりしていて入りやすい施設になった。時期的に悪いかもしれないが、市場の拠点として発展してほしい」と期待を込めた。