面を制作するみこ=2日午前10時50分、小松市の安宅住吉神社

厄除面作りがピーク

2019/12/02 14:55

 小松市の安宅住吉神社で正月の縁起物「厄除(やくよけ)面」作りがピークを迎えた。2日はみこ6人が参拝者の幸せを願いながら、筆で丁寧に顔を描き入れた。

 

 同神社によると、厄除面は、歌舞伎「勧進帳」で知られる安宅の関守・富樫家が約800年前に奉納したと伝わる翁(おきな)の面をかたどっている。神棚などに飾ると、開運厄除や家内安全の御利益がある。面作りは昭和初期から続く全国唯一の取り組みという。

 

 みこは和紙を重ねた縦8センチ、横5センチの面に、調合した塗料を塗った後、金粉で目、赤色の絵の具で口を描き、扇形の台紙に縫い付けた。20日までに5千個を仕上げ、元日から祈祷(きとう)を受けた参拝者に配る。