加賀トンネルの貫通を祝う関係者=29日午前10時半、加賀市奥谷町

新幹線の加賀トンネル貫通

2019/10/29 14:22

 石川、福井県境をまたぐ北陸新幹線加賀トンネル(延長約5・5キロ)の貫通式は29日、加賀市奥谷町の現地で行われ、地元自治体や鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)などの関係者約130人が2023年春の敦賀開業へ工事の節目を祝った。

 

 加賀トンネルは加賀市細坪町と、あわら市樋山をつなぐ。金沢-敦賀間では12本あるトンネルのうち、新北陸トンネル(約19・8キロ、福井県)に次ぐ長さで、直径は9・5メートル。15年12月に着工し、16年8月から掘削してきた。土木工事は20年12月に完了する。

 

 式では、渡邉修鉄道・運輸機構大阪支社長、向出勉石川県議、和田慎司小松市長、山下正純加賀市副市長らが除幕し、トンネルを貫通させた。石川、福井両県側からそれぞれ地元区長らが歩み寄り握手した。鏡開きに続き、渡邉氏があいさつし、和田市長らが祝辞を贈った。室谷弘幸石川県議の発声で乾杯した。

 

 金沢-敦賀間の工事進捗率は10月1日現在、50%となっている。