ダイバーに見守られて水槽を泳ぐ新しい雄のジンベエザメ=21日午前8時44分、七尾市ののとじま臨海公園水族館

ジンベエザメさよなら

2019/10/21 15:00

 のとじま臨海公園水族館(七尾市)は21日、同館で飼育するジンベエザメの入れ替え作業を行った。4年間展示してきた雌のジンベエザメ「イオリ」が成長し、水槽で飼うことができる大きさを超えるための措置で、関係者は水族館の人気者を見送り、氷見沖の定置網で捕獲された新たな雄を迎え入れた。

 

 イオリは2015年10月に七尾市庵町沖の定置網にかかり、同館で飼育されてきた。当初4メートルだった体長は5・8メートルにまで成長。ジンベエザメは大きい個体で体長13メートルほどになるが、水族館では6メートルを超えると水槽での飼育が困難になることから、海への放流を決めた。

 

 搬出は21日午前5時半ごろに始まり、ダイバーがイオリを移動用の収容器に誘導した。船で運ばれ、午後に能登沖で放される。

 

 イオリに替わって体長約4・9メートルの雄が搬入された。「新入り」は収容器から出されると、ガラスにぶつからないようダイバーが付き添いながら水槽の中をゆっくりと泳いだ。

 

 23日には同じく雄の「トトベエ」が搬出され、別の雄が搬入される予定で、複数の個体の展示が続くことになっている。