稲穂を抜き取る刈乙女=20日午前10時35分、小松市上リ江町

小松の献穀田で御抜穂式 刈乙女7人が収穫

2018/09/20 14:28

 宮中行事の新嘗祭(にいなめさい)に献納する米を栽培する献穀田(けんこくでん)の御抜穂(おんぬきほ)式は20日、小松市上リ江町の水田で行われた。刈乙女(かりめ)を務める小中高生7人が黄金色の稲穂を収穫し、関係者は平成最後の新嘗祭に用いられる米を無事に収穫できたことを喜んだ。

 

 紺色のかすりと赤いたすき姿の刈乙女が1617平方メートルの献穀田に入り、古式にのっとって素手でコシヒカリの稲穂を抜き取った。新米のうち5合分が10月22日に献納され、11月23日の新嘗祭に使われる。

 

 式典では、谷本正憲知事、和田慎司市長、福村章石川県議が祝辞を述べた。献穀者の農業前坂善治さん(71)=同市大杉町=が「心を込めて育ててきた。気を緩めることなく無事に届けたい」と謝辞を述べた。