ノリさん似のフィギュアが並ぶ「フェアリーズ―街―」に見入る大勢の来場者=14日午前10時15分、金沢21世紀美術館

21美で「木梨憲武展」が開幕

2018/09/14 16:42

 北國新聞創刊125周年記念「木梨憲武展Timing―瞬間の光り」(本社主催)は14日、金沢21世紀美術館で開幕した。開場式に木梨さんが登場すると、詰めかけたファンから「ノリさーん!」と声が沸き上がり、木梨さんは「時間がある限り表現してきました。7、8割、新作を描いて持ってきたんで、見て、感じてほしい」と応え、待ちわびた来場者を迎えた。

 

 4年ぶりの金沢個展となり、人の手や街、家、花などをモチーフに、豊かな色彩で表現した約150点が展示された。来場者はさらに鮮やかに、さらに洗練された作品を前に、テレビの中と変わらぬ等身大の木梨さんを感じ取った。

 

 木梨さん似の妖精のフィギュアが並んだ立体作品の前には人だかりができ、妖精たちのセリフやしぐさに笑みを浮かべた。4年前の個展も初日に訪れたという自営業下川智弘さん(43)=あわら市=は「今回は生の木梨さんを見られて感動した。お笑いだけでない多彩な才能に毎回刺激を受けている」と、興奮した様子で話した。

 

 無数の手を描き、つながりを表現した「リーチアウト」を見詰めていたのは、自身も絵を描くという道下伸子さん(41)=富山市=。「自由で思うがままの線に引かれる。頑張って、木梨さんの背中に追いつきたい」と目を輝かせていた。

 

 開場式では約300人が出席し、主催者を代表して温井伸北國新聞社社長があいさつ、知事祝辞を中野俊一県県民文化スポーツ部次長が代読し、山野之義金沢市長が祝辞を送った。

 

 会期は10月13日まで。入場料は一般1200円、中学・高校生800円、小学生600円、未就学児入場無料。時間は午前10時~午後6時。問い合わせは北國新聞読者サービスセンター=076(260)8000=まで。