底引き網漁で水揚げされた初物の甘エビを品定めする買い物客=3日午前10時10分、金沢市の近江町市場

県内市場に底引き初物

2018/09/03 15:55

 1日解禁された底引き網漁で、石川県近海から水揚げされたハタハタやタイ、ノドグロなどの初物が3日、県内各地の鮮魚店に並んだ。今年は市場の休業日と重なり、1日遅れの入荷となった。甘エビは例年以上の仕入れとなり、秋の味覚を買い求める客でにぎわった。

 

 近江町市場(金沢市)の大口水産では、店員が「今なら甘エビ安いよ」「きょうからだよ」などと威勢の良い声を上げた。刺し身用の子持ち甘エビが一盛り(25、26匹)850円で例年より2割程度安くなった。

 

 福井県の三国漁港から出漁した漁船の水揚量が多く、安価になったという。アカガレイは3、4匹で600円、メギスは7、8匹400円で、それぞれ例年並みの価格となった。

 

 同市場の大松水産でも甘エビ一盛り(25、26匹)が600円と、例年より安く売られ、担当者は「初日にしては好調」と笑顔を見せた。4日以降は台風21号の影響を受けるとみられ、「週末に掛けて天気が心配だ」と気をもんだ。