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先輩達の声 

珠洲支局 櫻井康太郎/2021年入社 明治大学卒

毎日が発見の連続

「珠洲の景色と芸術のコラボレーションは見ていて楽しい。地元の人と交流できるのもいいね」。2021年秋、珠洲市全域を舞台に開催された奥能登国際芸術祭2020+(北國新聞社特別協力)の期間中、珠洲を訪れた観光客がそろって口にした言葉です。63日間に及んだ芸術祭で、地元の魅力を発信しようと意気込む市民と、芸術の秋を満喫しようとする人を追いかけました。新型コロナの影響で沈んでいた空気を吹き飛ばす、地元住民の熱気を目の当たりにしました。

初任地となった珠洲支局での取材は保育所をはじめ、市や警察の表彰式、地域の伝統行事などさまざまです。異なる世代や職業の人と深い関わりを持て、知らない知識も得られます。毎日が発見の連続で、好奇心をくすぐられるのも記者という仕事の魅力と感じます。

奥能登は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産である農耕儀礼「あえのこと」や昔ながらの製塩方法「揚浜式」などがあります。地域の伝統は、事前に下調べをしておくと取材がスムーズになり、そのときどきの変化にも気付けるかしれません。社会人になっても予習は大切です。

今でも「うまく取材できるだろうか」「記事の書き方は合っているか」と不安に感じることがあります。ですが心配ありません。困ったときはベテランの先輩がアドバイスしてくれます。

そして、取材相手からいただく「すてきな記事をありがとう」の言葉が何よりのやりがいです。珠洲が盛り上がる温かい記事を目指して、「地ネタ」を探しに車を走らせています。

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