丸木舟をこぐ生徒=小矢部市のクロスランドおやべ

 小矢部市石動中1年生76人は5日、同市のクロスランドおやべ内にある「オアシスの海」で丸木舟をこぐ体験をした。市民有志でつくる桜町石斧(せきふ)の会が縄文期の船旅に思いをはせてもらおうと企画し、生徒は櫂(かい)で懸命に水をかき、歓声を上げた。

 生徒は、樹齢約180年の宮島杉をくりぬいて同会が手作りした長さ7メートルの丸木舟「さくら丸」に5人ずつ乗り込み、かじ取り役の石斧の会メンバーと力を合わせて「オアシスの海」を巡り、縄文気分を味わった。

 沼田真依さん(12)は「すごく揺れて怖かったけど楽しかった。昔の人の大変さが分かった」、嶋村元太君(12)は「櫂を使って方向を変えるのが予想以上に難しかった」と話した。

 同会は2006年、日本海を経て新潟県糸魚川市へ至る縄文期のヒスイの交易ルートを検証するために「さくら丸」を作った。

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