石川県は4日、122人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週同曜日比は32人増で、累計は6万697人。県モニタリング指標は病床使用率が7・0%(35床)、週の新規感染者926人、経路不明者672人と3項目が増加した。
285件の検査結果が報告された。新規感染者のうち86人が経路不明で、中等症は1人。年代別では10歳未満が38人と最多だった。
県は職員の感染について5日以降、県民に影響が生じたり、クラスター(感染者集団)が発生したりした場合に発表する。県立学校関係は臨時休校などの措置を取る場合のみ公表する。
市町別では金沢市が52人で最多となり、小松市12人と続いた。県内の各自治体、教委などが発表した感染者は次の通り。
◇石川県▽金沢西署交通2課男性警察官1人▽金沢東署刑事1課男性警察官1人▽県央農林総合事務所40代男性職員▽農林総合研究センター40代男性職員▽中能登農林総合事務所50代男性職員▽県立中央病院職員
◇金沢市▽大徳小児童5人(1クラスを7日まで学級閉鎖・自宅待機)▽16市立学校の児童生徒36人、教職員3人▽市中央卸売市場従業員1人
◇小松市▽市立学校の子ども14人
◇輪島市▽市立学校の児童生徒1人
◇加賀市▽児童1人
◇かほく市▽消防本部の職員1人▽高松こども園の園児16人と保育士2人(8日まで一部登園停止)▽はまなすこども園の園児2人(7日まで一部登園停止)▽外日角小の児童8人(6日まで5年生学年閉鎖)
◇能美市▽福岡小の児童2人(6日まで1学級閉鎖)
◇野々市市▽2市立小児童1人、教職員1人
◇津幡町▽町立中条東保育園の園児1人
◇内灘町▽町立学校の子ども1人