抽選会でくじを披露する高岡一の小西主将=射水市のアイザック小杉文化ホールラポール

 第104回全国高校野球選手権富山大会の組み合わせ抽選会は30日、射水市のアイザック小杉文化ホールラポールで開かれ、夏の甲子園を目指す43校42チームの対戦相手が決まった。5大会連続の県代表を狙う高岡商は、初戦の2回戦で富山南と対戦する。7月6日に富山市民球場で開会式が行われ、選手宣誓は高岡一の小西航太主将(3年)が務める。9日に熱戦の火ぶたが切られる。

 春の県大会で準優勝し、プロ注目右腕・小林路春(3年)を擁する富山一は滑川、4強の富山商は富山北部、同じく氷見は富山高専とそれぞれ初戦の2回戦に臨む。

 富山西と上市の2校は、部員不足の学校が近隣校から部員を借りて大会に参加できる「単独廃校ルール」を使って出場する。同ルールは母体となる学校の部員が5人以上いることを条件に認められ、富山県では初の適用となる。伏木・呉羽は連合チームを組む。

 抽選会では県高野連の田中宏育会長があいさつし、各校の主将が1人ずつステージ上で決意表明した。大会は県内5球場で繰り広げられ、決勝は7月29日に富山市民球場で行われる。

 ●選手宣誓は高岡一

 予備抽選で1番くじを引き、開会式で選手宣誓することが決まった高岡一の小西主将は「3年間の野球に対する思いを伝えていけたらいい」と話した。

 昨年の夏は決勝で高岡商に敗れ、今年の春は部員に新型コロナウイルス感染者が出たため、準々決勝を前に辞退した。甲子園でプレーする姿を思い浮かべ「先輩の悔しい思いも胸に優勝したい」と意欲を示した。

 ●春の県王者 全員意識高い

 春の県大会を制した高岡商の近藤祐星主将(3年)は「全員が高い意識と志を持ってやっている。あとはまとまるだけ」と話し、16日の初戦に向けて「最高の準備をして迎えたい」と気持ちを高ぶらせた。

 ●レンタル校 1点でも多く

 富山北部から部員を「レンタル」して挑む富山西の高橋慎之介主将(3年)は「勝つことを目標に1点でも多く取りたい」と意気込んだ。

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