講演するエリザベータ・コロトコバさん=21日午後、仙台市

 ロシア軍の侵攻に伴い名古屋市に避難した20代のウクライナ人女性が21日、仙台市内で講演し、破壊された故郷の様子を写真で示して「もう帰れない」と語った。日本で仕事を探して暮らす決意と、不安も話した。

 女性はエリザベータ・コロトコバさん(22)。もともと首都キーウ(キエフ)近郊のイルピンで暮らし、学業の傍ら、グラフィックデザイナーとして働いていた。侵攻で「街中が砲撃された」とし、マイナス10度にもなる自宅マンションの地下駐車場に10日間隠れていたと振り返った。

 日本語ができないために職探しに苦労しているといい「これからどうなるか分からない」と声を詰まらせた。

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