メダカの産卵状況を確認する大門さん=氷見市熊無

大門さんいち押しの「三色ラメ」

 ●飼育の大門さん 地元に活気を

 氷見市熊無の直売所「お休み処くまなし」で、メダカが集客に一役買っている。趣味で観賞用に品種改良したメダカを飼育する庭師大門昌人さん(64)=同所=が、地元住民で運営する直売所を盛り上げようとさまざまな品種を出品しており、富山、石川県境の山あいの集落に愛好者らを呼び込んでいる。

 ●豊富な種類

 直売所では、地元の山菜や手芸品などを取り扱っている。メダカは毎年、産卵期に合わせて、5月から9月末頃まで販売しており、今年も14日から直売所に並んだ。大門さんが人工交配した多彩な色や形、模様のメダカを容器に入れ10匹500円などで提供している。5年前から販売を始め、会員制交流サイト(SNS)や口コミで広がり、岐阜や石川など県外からも愛好者が訪れるようになった。

 大門さんによると、自宅で手軽に飼育できることからコロナ下以降、全国的に「メダカブーム」が訪れており、直売所でも客層が広がっている。

 大門さんは15年前からメダカを飼育している。群馬県に買い付けに行くなどして品種を増やし、現在約30種類、約2万匹を自宅で世話している。赤、黒、白色が交じった体にラメ模様が入った「三色ラメ」や、真っ黒の「黒峰(こくほう)」、体が短く丸っこい形の「ダルマ」など相場では数千円~数万円するものもある。

 大門さんは、直売所の運営に携わる知人からメダカの提供を持ち掛けられ、地元活性化の取り組みを手伝おうと、安値での販売を続けている。大門さんは「きれいなメダカで多くの人に元気を届けたい」と話した。

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