猿のモニュメントが一時取り外されたポケットパーク=氷見市中央町

お色直しに出されたモニュメント

 ●7月に再び設置

 氷見市中央町にある藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)の人気作品「プロゴルファー猿」のモニュメントが一時取り外され、「わいはゴルフツアーで遠征中や!戻ってくるまでちょっと待っててや!」と書いた看板が立てられた。代表的な撮影スポットながら、設置から5年以上たち、塗装の落ちが目立ってきたためのお色直し。7月に再び設置され、漫画界の巨匠のふるさと愛がにじむ「まんがのまち」に彩りを添える。

 市中心部には「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」の主人公「喪黒福造(もぐろふくぞう)」など、まんがキャラクターのモニュメントが59体あり、いずれも市出身の藤子Ⓐさんの協力で製作された。年内には「パラソルヘンべえ」「ウルトラB」「ビリ犬」のモニュメント3体がお目見えする予定である。

 プロゴルファー猿のモニュメントは国道415号中央町交差点西側のポケットパークにある。主人公の猿谷(さるたに)猿丸(さるまる)がクラブを持って力強くスイングするポーズで、赤や緑、青色が使われたカラフルな仕上がりとなっている。等身大で2017年3月にお披露目された。

 モニュメントの背景には民家の壁を利用して壁画が描かれている。立山連峰を背景に氷見沖に浮かぶ唐島のグリーンまでボールが飛んでいく図柄は躍動感があり、作品の世界が街に飛び出したようにも映る。

 立ち寄った人が自由に触れられるため、繊維強化プラスチック(FRP)製の表面のところどころで色落ちが進み、顔や足、髪の毛などが白くなっていた。お色直しは初めてで、観光客の来訪が比較的に落ち着く5月の大型連休明けから夏休みに入るまでの期間に実施することにした。

 ポケットパークに立ち寄った富山県外からの観光客は、「プロゴルファー猿の遠征」を残念がりながら、ゴルフが大好きだった藤子Ⓐさんをしのんだ。

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