写真展「138億光年 宇宙の旅」を開催中の砺波市美術館で14日、国立天文台天文情報センターの渡部潤一上席教授(国際天文学連合副会長)が「画像から読み解く天文学」と題して講演した。渡部氏は大気や水を表面に保持した「第2の地球」の存在について「40以上の候補がある。まだ見つかっていないが、候補の半分を観測中だ」と述べた。

 渡部氏は太陽との距離で、表面温度が470度になる金星やマイナス55度の火星など太陽系の惑星ついて解説。地球のような生物が生きられる「ハビタブル・ゾーン」の惑星があれば、海や生物が存在する可能性が高いとした。

 国立天文台が製作した宇宙空間のシミュレーションソフトウェア「Mitaka」を使って銀河系について紹介した。講演会には約80人が出席。チューリップフェア特別展として開かれ、展示は6月8日まで。

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