4月の全日本マスターズで優勝した佐伯さん(日本冬季マスターズスポーツ協会提供)

 魚津市佐伯の佐伯克美さん(87)は13日までに、最年長の女性クロスカントリースキー選手としてギネス世界記録に認定された。日本冬季マスターズスポーツ協会によると、日本人の認定は初めてとなる。

 佐伯さんは、スキーが趣味で、長年アルペンスキーや山スキーを楽しんできた。クロスカントリーは、大学時代の先輩から勧められ、60歳で仕事を定年退職したのを機に始めた。

 冬は自宅周辺の田に積もった雪の上で滑ったり、富山県内外で合宿をしたりして練習を重ね、数々の大会にも出場している。4月に秋田県で開催された「第46回全日本マスターズスキー選手権秋田たざわ湖大会」では、クロスカントリー女子85~89歳のフリーとクラシカルで優勝した。

 昨年は、クロスカントリー元日本代表で同協会理事の宗片博文さん(札幌市)の講習会に参加。宗片さんらは、高齢で活躍している佐伯さんの姿に感銘を受け、協会としてギネス認定を推薦した。

 佐伯さんは29日から北アルプス・立山連峰の天狗平で合宿をする予定で、31日に天狗平山荘でギネス公式認定証の授与式が行われる。

 佐伯さんは「一緒に滑る同年代の仲間を2人でも3人でも増やし、これからも穏やかに楽しみたい」と話した。

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