水槽内に展示された富山湾の魚に見入る家族連れ=富山市のファボーレ

 富山湾で捕れた魚を間近に鑑賞できる水槽が9日、富山市のファボーレに設置された。マダイやコショウダイ、アジが生き生きと泳ぎ、買い物客が興味深そうに見入った。水槽は「循環型アクアリウム」として成長した魚を富山湾に放流し、水産資源の保護にもつなげる。

 観賞用水槽販売・レンタルのユウ・アクアライフ(富山市)が、富山湾の魚に親しんでもらおうと設置した。水槽は縦70センチ、横2メートルで海洋深層水を使用。デザインは「あいがめ」と呼ばれる富山湾の海底谷をイメージした。水橋漁民合同組合(同)が販売に適さない大きさの魚を無償提供しており、今後、15~20種類をそろえる。

 水槽横に設置したモニターでは、同社が水中ドローンを駆使し、定置網内の魚の様子やアカエイの姿などをとらえた映像も公開している。

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