●平均点低く出願慎重

 文部科学省は28日、国公立大の2次試験志願状況の中間集計を発表した。同日午後5時現在、富大の志願倍率は、前期0・5倍(前年同期0・6倍)後期2・1倍(同1・9倍)となった。人間発達科学部を改組し、金大と連携して新設する教育学部共同教員養成課程は前期0・5倍、後期2・2倍だった。大手予備校などによると、大学入学共通テストで数学Ⅰ・Aなど7科目の平均点が過去最低となる見通しとなったことで、中堅クラスの大学を狙う受験生が出願先を慎重に選んでいる可能性がある。

  ●県立大・看護 前期0.4倍、後期1.8倍

 富大の教育学部は前期62人の定員に対して30人、後期は10人の募集に対して22人が志願している。今回から後期の募集を行わない医学部医学科は、定員70人に47人が志願しており、倍率は0・7倍となっている。

 富山県立大は工学部が前期0・8倍(前年同期0・5倍)、後期2・4倍(同1・5倍)。開設から4年目となる看護学部は、前期0・4倍(同0.3倍)、後期1・8倍(同1・6倍)だった。出願は2月4日まで。

 金大は0・42倍(前年同期0・42倍)となった。石川県立大は前期1・1倍(0・9倍)、後期1・8倍(1・8倍)、県立看護大は前期0・2倍(0・5倍)後期2・0倍(2・4倍)となった。中期日程を採用する金沢美大は2・0倍(1・9倍)、公立小松大は前期0・4倍、中期1・9倍だった。

 全国の志願者は、国立大(82大学392学部)が4万5997人、公立大(90大学202学部)が1万3322人。独自日程で試験を実施する国際教養大(秋田県)、新潟県立大、叡啓大(広島県)は含んでいない。

  ●29日、共通テスト追試

 大学入学共通テストの追試験は29、30日に行われる。県内では富大五福キャンパスで、1日目に8人、2日目に13人が試験を受ける。

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