(右から順に)馳浩氏、山田修路氏、山野之義氏、飯森博子氏

  ●共産系も新人、4氏の争い濃厚

  ●輪島市長選、金沢市議補選も

 2月24日告示、3月13日投開票の石川県知事選に立候補する山野之義金沢市長(59)が24日、久保洋子市議会議長に退職届を提出した。これにより知事選と市長選は同日選が確定的となった。知事選は出馬表明済みの馳浩元文部科学相(60)、山田修路前参院議員(67)に加え、新たに共産が推す飯森博子氏(62)が出馬会見。告示まで1カ月となり、4人の新人による争いが濃厚となった。

 山野氏の退職届は2月16日付。公職選挙法では、市長が辞職してから50日以内に市長選を実施すると定めており、投票所設置や事務コストの抑制へ、知事選と同じ3月13日投開票となる見通し。市長選に合わせて欠員1の市議補選も実施される方向だ。告示はともに同6日となる。25日に正式決定される。

 3月13日には輪島市長選も投開票され、県内で四つの選挙が重なる日程がほぼ固まった。

 2月17日に金沢市議会定例会が開会する予定で、山野氏は初日の議案提出と最終日の議決をいずれも職務代理となる相川一郎副市長とするため、同16日付で辞職することが適当だと判断した。山野氏は記者団に「知事選と市長選は同日が望ましい」と述べ、市選管が準備期間を長く確保できるよう退職届の提出時期を早めたと説明した。

 知事選を巡っては、自民党県連は馳、山田両氏を支持した上で、自主投票を決定。支持願を出していた山野氏は自主投票の枠組みに含めないことを決めている。公明党県本部も自主投票となる。

 県議会第2会派「未来石川」、立憲民主党県連は山田氏を推薦し、社民党県連合も同氏を支援。連合石川も同氏を推すとみられる。

 一方、金沢市長選に関しては、自民党金沢支部が総務省出身の村山卓副市長(49)を擁立する方向で調整を進めている。自民の複数の県市議も出馬に意欲を持っているとされる。

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