参考書などを手に試験会場に向かう受験生=富山市五福

 入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストは15日、富山県内の4大学5会場を含む全国677会場で、2日間の日程で始まった。県内では昨年より8人少ない5034人が出願し、志望校合格への「第一関門」に挑んだ。雪による混乱は見られなかった。

 県内は富大五福、杉谷両キャンパスと、県立大射水キャンパス、高岡法科大、富山国際大呉羽キャンパスが試験会場となり、いずれの会場でも大きなトラブルはなかった。県内最多の約3千人が受験した富大五福キャンパスでは、早朝から、参考書などを手にしながら会場に向かう受験生の姿が見られた。

 1日目は地理歴史と公民、国語、外国語が実施された。16日は、理科と数学が行われる。体調不良者や感染者らを対象に29、30日に追試験が行われる。

  ●県警、東大事件受け会場との連携強化

 15日、大学共通テストの会場である東大前の路上で3人が切りつけられた事件を受け、富山県警は、試験会場を管内に持つ富山西、高岡、射水署と大学管理者との連携を強化する。

 15日の富山県内は、冬型の気圧配置でくもりとなった。最低気温は上市町氷点下4・9度、富山市八尾町と氷見市で同1・6度など、全10観測地点中8カ所で0度未満の冬日だった。

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