無言で町内の家々を回る面様=14日午前9時15分、輪島市輪島崎町

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「能登のアマメハギ」の一つで厄払い神事「面様年頭(めんさまねんとう)」が14日、輪島市輪島崎町、河井町で行われ、奇面を着けた児童と大人が家々を回り、住民が今年一年の無病息災などを祈願した。

 輪島崎町では、輪島前(さき)神社で鳳至小の児童4人がおはらいを受けた後、2人が「串柿(くしがき)」「女郎(じょろう)」と呼ばれる夫婦神の面を着け、無言で約150軒を回った。玄関先ではサカキの枝で扉をたたいて厄払いし、別の児童が「面様年頭」と叫んで来訪を知らせた。同町では14日は町内を山側から回る「おいで面様」、20日は海側から回る「おかえり面様」が行われる。

 河井町では、重蔵神社でおはらいを受けた大人4人が「串柿」「上﨟(じょうろう)」と呼ばれる面を着け、それぞれ付添人と住宅街など約1300世帯を巡った。

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