通行止めで閉鎖された小矢部IC=小矢部市平桜

 13日の富山県内は強い冬型の気圧配置で雪が降り、雷を伴う所があった。午後8時現在の積雪量は富山市猪谷84センチ、同市中心部29センチ、高岡市伏木22センチ。雪の影響で北陸自動車道や東海北陸自動車道の一部区間が通行止め、JR高山線の特急などが運休、富山空港発着便も欠航が相次ぐなど、県内の交通網が混乱した。

 ●北陸道など通行止め、スリップ事故47件

 中日本高速道路は13日、北陸自動車道金沢森本インターチェンジ(IC)―砺波IC間、東海北陸自動車道白川郷IC―福光IC間、福光IC―小矢部砺波ジャンクション(JCT)間を通行止めにした。

 富山県警によると、同日午後4時までの24時間でスリップ事故47件が発生。いずれも物損事故で、けが人はいなかった。

 JR高山線は特急2本、普通列車6本の運転を取りやめた。

 富山地方鉄道(富山市)はダイヤの大幅な遅延が見込まれるため、市内電車のダイヤを変更し、南富山駅前―富山大学前を約10分間隔、環状線を30分間隔で運転した。富山港線からの直通列車は富山駅折り返しとした。立山線千垣―立山間を区間運休とした。同日午後8時35分ごろには、市内電車富山駅構内で車両トラブルが発生。同社は車両を駅に止め、空いている線路を使って運行を続けた。

 富山空港発着便は東京発富山行き3便、富山発東京行き2便、富山発札幌、札幌発富山それぞれ1便と、午後の便は全て欠航した。

 富山地方気象台によると、14日にかけて北陸の上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込み。同気象台は富山、魚津、滑川、黒部、砺波、南砺、入善、朝日、上市、立山の10市町に大雪警報、その他の5市村に大雪注意報を出し、警戒を呼び掛けた。

 14日午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、平野部40センチ、山間部70センチ。

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