会見でクラスター発生について説明する太田次長(左)=県庁

 ●新規感染12人

 富山県は9日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が射水市内の企業の社員寮で発生したと発表した。3日に9人が寮内で約3時間会食しており、このうち6人の陽性が判明し、8日判明の1人と合わせて計7人の20代男性が感染。県が新たな変異株「オミクロン株」かどうか調べる。クラスターの感染者を含む県内の新規感染者数は12人で、全員が軽症となっている。

 県によると、県内のクラスター認定は昨年9月15日以来、57例目で、射水市内では8月18日以来、5例目となった。

 企業の社員寮で発生したクラスターでは、男性1人が昨年12月29日~1月3日に県外を訪れており、同日の会食に発熱の症状がある状態で参加し、4~6日に勤務していた。会食では全員がマスクを着用していなかった。会食に参加した残りの2人を含む入寮者と社員の計60人にPCR検査を実施している。

 県の担当者によると、感染者の検体をゲノム解析し、今週中にもオミクロン株かどうかの結果が出る見込み。

 9日、県庁で開かれた会見で、太田浩男県厚生部次長は「マスクの着用や手洗いなど感染対策を徹底し、緊張感を持って対応してほしい」と呼び掛けた。

 県によると、新規感染者の内訳は射水市6人、富山市3人、高岡市2人、氷見市1人。年代別では20代11人、50代1人。入院者数は31人で、累計の感染者数は4913人となった。重症者はいない。10人が入院調整中となっている。

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