各国が認知症を減らす対策を取らないと、世界の患者数が2019年の5700万人から50年までに1億5300万人と約3倍に増えるとの推計を米ワシントン大などのチームがまとめ、6日付の英医学誌ランセットの姉妹誌に発表した。日本は分析の対象国の中で最も増加率が低いとされているが、それでも412万人から約1・3倍の524万人になるとしている。

 研究では195の国と地域にどれぐらい認知症の患者がいるのかを推計し、リスクと考えられている喫煙、肥満、高血糖、低教育歴の計4項目の推移を考慮した。その結果、全ての国で患者が増加すると予測。人口増加と高齢化が主な原因という。

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