石川県は28日、新型コロナウイルスに感染していた内灘町の90歳以上の男性が27日に死亡し、新たに14人の感染を確認したと発表した。感染者4人は県内の福祉施設の利用者で、23日に感染が報告された利用者2人と合わせて計6人となり、県はこの施設で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。このほか、千木病院(金沢市)の関係者10人が感染した。

 県によると、福祉施設の感染者4人は70代~90歳以上の女性で、同じフロアで利用しており、新型コロナウイルスのワクチンを接種済みだった。施設内には職員が100人以上、利用者が80人以上おり、マスクや防護服の着用など基本的な感染対策が講じられていた。

 職員、利用者の全員がPCR検査を1回終えており、47人が2回目の検査を受け、4人の感染が判明した。残り約150人も2回目の検査を受ける。県内のクラスター認定は20日の千木病院(金沢市)以来で、県内113例目となった。

 県は28日、公表済みの感染者1人を取り下げた。累計で県内の死者は132人、感染者は8042人となった。県内では同日午前10時までに、157件の検査結果が報告された。

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