日本航空と全日本空輸は9日、国内線の新たな運航計画を発表した。小松、能登、富山の3空港発着便について、新型コロナウイルスの感染が落ち着き、需要が回復しているため、今月24日から来年1月31日まではコロナ前の運航本数に戻す。北陸の3空港が通常ダイヤで運航するのは、昨年3月以来1年9カ月ぶりとなる。来年2月以降は感染状況を見極めた上で決める。

  ●2月以降は感染状況見極め判断

 北陸の国内線はコロナの感染拡大を受け、一部運休が続いていた。現状は小松空港発着のうち、羽田便は1日9~10往復、福岡便は3~4往復、那覇便は1往復、札幌便はゼロとなっている。能登空港は1~2往復での運航体制となっている。

 富山空港は、羽田便が通常通り3往復で運航されているが、札幌便は運休している。

 日航と全日空によると、小松空港発着の予約は9日時点で、いずれもコロナ前の水準までは戻っていないものの、国の観光支援事業「Go to トラベル」で旅行需要が盛況だった前年同日時点の件数を上回る。富山空港の羽田便は週末を中心に満席に近い。

 両社は、年末年始の帰省需要に加え、旅行やビジネス需要も出始めたことから通常の運航本数に戻す。

 昨年は12月に入って感染が全国で広がり、好調だった予約が年末に激減した。日航北陸支店の担当者は「今年こそ予約が好調のまま新年を迎えたい」と話した。全日空金沢支店のスタッフは「コロナで帰省を控えていた人たちにも動きが出ている」と予約の上積みを期待した。

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