ダンボールワンの全株式を取得するラクスルの松本社長(左)と辻社長=都内(ダンボールワン提供)

 段ボールのインターネット通販で国内シェア1位のダンボールワン(金沢市)は来年2月1日、東証1部上場のネット印刷大手ラクスル(東京)に全株式を売却する。ダンボールワンは昨年12月に株式49・9%を売却しラクスルの関連会社となっており、今回の売却で完全子会社となる。売却金額は計45億円で、ダンボールワンの辻俊宏社長は続投する。

 9日にオンラインで会見したラクスルの松本恭攝(やすかね)社長(射水市出身)が明らかにした。

 ラクスルとダンボールワンは昨年12月、ウェブマーケティングなどの業務を共同で始めたところ、相乗効果が高かった。コロナ禍による通販増加で段ボールの需要が高まっていることもあり、ラクスルは9日の取締役会で残りの株式も取得することを決めた。

 ラクスルが今回買収するのは、辻社長が保有する501株で、取得金額は20億600万円。さらに条件付き取得対価として5億円を支払う。

 辻社長は「ラクスルの傘下で、成長速度を上げたい」と話し、松本社長は「北陸の仲間と全国の通販業界に革新をもたらしたい」と語った。

無断転載・複製を禁じます