県内農家の規格外品で作った新商品のソース=富山市内のスーパー

 ●県産農産物活用へプライベートブランド

 黒崎鮮魚(富山市)が経営するスーパー「黒崎屋」は8日、プライベートブランド(PB)の「ととのうとやま」を発足させ、第1弾商品「呉羽梨の濃厚ソース」を発売した。同店で扱う県内農家の規格外品を活用し、食品ロスの削減や農家の収益向上を図る。

 黒崎屋で委託販売する神名梨園(富山市)のナシ、粟土舎(あわつちしゃ)(南砺市)のトマト、どろんこ農園(舟橋村)のタマネギを使い、鳥居食品(浜松市)が製造する。甘すぎないよう梨の使用量を全体の13%に調整した。

 黒崎屋は揚げ物にかけるほか、生野菜にあえてサラダにする食べ方を勧める。200ミリリットルで529円。

 黒崎屋によると、同店で扱う有機栽培農家は規格外品が出やすく、農家自身が食べたり知人に譲ったりして消費している。黒崎鮮魚の黒﨑陽子さんは「ソースを通じて富山の農家を応援してほしい」と話した。

 第2弾として、地元の魚や酒蔵の酒かすを使用した商品の構想があるという。

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