建設工事が進む芸術文化館=氷見市内

 氷見市議会12月定例会は6日、本会議を再開し、4氏が一般質問した。東軒宏彰企画政策部長は芸術文化館の備品購入に、2億2千万円程度が必要と説明。約2500万円のコンサート用グランドピアノが含まれる。工事現場の地中埋設物の撤去処理などの費用は約2500万円との見通しも示した。萬谷大作氏(自民同志会)の質問に答えた。

 備品購入費は本体工事費44億2477万円に含まれていない。市は12月補正予算案に1億6202万円の債務負担行為を設定した。高額のグランドピアノは、県内の類似施設のほとんどが所有していると説明。一流の演奏家に選ばれ、稼働率向上のためにも必要と理解を求めた。備品には舞台幕や照明などもある。

 萬谷氏は費用捻出のため、市ゆかりの企業に寄付を要請する考えがないかをただした。東軒氏は市民や法人から募ることなども検討していくと応じた。

 工事現場で見つかったコンクリートなどの埋設物は、硬質岩盤とともに工事が遅れる原因となった。東軒氏は追加の工事費が必要になるかについて整理し、議会と相談すると答えた。

 芸術文化館の工事は今月中に本体棟の屋上部分まで躯体(くたい)工事が完了し、年明けから本格的な内装工事に着手する。今年度末の進捗率は約70%を見込む。予定通り来年7月末の完成を目指す。

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