能登牛のローストビーフ

檜細工のコースター

 石川県は9日、ふるさと納税の返礼品を新たに185品目追加し、全体で524品目に増やす。能登牛のローストビーフをはじめ、県産ブランド食材のラインナップを充実させ、伝統工芸品は竹細工と檜(ひのき)細工の2業種を加える。12月はふるさと納税の寄付が増える傾向にあることから、より多彩な品目を並べることで特産品の発信につなげる。

 県は昨年8月に返礼品制度を創設し、順次品数を増やしてきた。

 食品は84品目増の297品目とし、ルビーロマンのワインやのどぐろ、神子原米、水出し加賀棒ほうじ茶などを追加。伝統工芸品は竹、檜細工のコースターのほか、これまでも返礼品として扱ってきた九谷焼や輪島塗などの種類を充実させ、2業種101品目増の16業種227品目とした。

 ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付すると、2千円の自己負担を超える額が所得税と個人住民税から控除される。毎年12月末が寄付の締め切りとなるため、年末に駆け込みで申し込みが増える傾向にある。

 昨年度は8~3月で2833件、6291万円の寄付があり、このうち12月が1643件、3961万円を占めた。県はこうした実績を考慮して12月に品目を追加することにした。

 今年度は11月末までで2416件、5010万円の寄付があり、昨年度超えは確実とみられる。県民交流課の担当者は「返礼品を通して、県の魅力をさらにアピールしたい」と話した。

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