岸田文雄首相の所信表明演説は、ケネディ米大統領が1962年の演説で用いた「屋根を修理するなら、日が照っているうちに限る」とのフレーズを引用。平時に有事の備えを進める重要性を説いた言葉で、新型コロナウイルス感染対策や経済立て直しに向けた財政出動の必要性を訴えた。文字数は約8900字と、10月の前回演説から膨らんだ。

 冒頭では、儒教経典の「礼記」から「遠きに行くには、必ず邇きよりす」との言葉も紹介。大きく物事を進める際には順番が大切だとして、新たな変異株「オミクロン株」を防ぐための外国人の新規入国禁止をはじめ、最悪の事態を想定した危機管理に理解を求めた。

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